今回が第1回目の患者様のお悩み症状ブログです。
このブログでは、患者様のお悩み症状を 【初診編】 【経過編】 【完結(治癒)編】の
3部構成で記事をアップしていく予定です。
今回のお悩みは、日常でもよくある突き指(指の捻挫)ですが、
スポーツ外傷でも非常に多い症状の一つです。
診察した時の患者様の第一声は
「突き指は完全に治らない(痛みが取れない)ものなんですね!」でした。
この言葉は衝撃でした!
20年以上この仕事をしてきましたが、突き指が治らないものと思われている方に
お会いしたのは初めてでしたので。
では、症状についてお話していきます。
今回の患者様は、野球をしていて突き指をされました。
[負傷部位]
[負傷されてから現在までの経過]
初診は負傷してから三日目に「痛みが取れない」とのことで来院。
初診から一週間後に二回目の施術を行い、まだ施術を継続するように
お伝えしていましたが来院されませんでした。
それから一か月強が経過して本日来院。
よく話を聞かせていただくと、
「過去に突き指した指も症状が完全に消えたことがないという経験」と、
「日にちがたてば自然に痛みは消えるものだと思い込んでいた事」
この二点が原因して
「突き指は完全に治らない(痛みが取れない)もの」と思われていたみたいです。
この方の場合の、痛みが解消されない一番の原因は、
痛みが少し引いた時点で、
後は日にちがたてば、勝手に痛みは消えると思い、治療を止めてしまい、
痛めた関節を動かす筋肉を改善するため(機能回復)の治療をしなかったために
指を動かしたときの痛みがいつまでも解消されませんでした。
今回はなぜ痛みが解消されないのかをしっかりお話しさせていただいたので、
「突き指は治療すれば、痛みが解消する」 ことを
経験していただければ幸いです。
続きは【経過編】【完結(治癒)編】で掲載させていただきます。
今回の症状に対する治療法は【治療ブログ(仮称)】でアップしていく予定です。
院長
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